秋田県大仙市立協和中学校
平成23年度 職場体験 


1 実施期間
 11月7日〜11日

2 訪問先 17事業所
   
 峰山荘、サングレイス、グループホーム桜木荘、県立リハビリテーション・精神医療センター、森こしの丘、
    やすらぎの里、淀川保育園、船岡保育園、協和保育園、ウエルマート協和、ローソン協和境店、道の駅協和、
    畜産試験場、百笑村、合貝食品、四季の湯、美容室ぽっぷ

3 事前・事後の主な学習内容

 
  9月  ・職場体験の意義を考える
      ・訪問先を選び、職場の方への質問事項を考える
 10月 ・職場体験活動での「私のテーマ」を決める 
     ・予想されるトラブルについて考える
     ・職場体験活動への心構えを考える
 11月 ・決まりやマナー、心構えを確認する
     ・
職場体験活動
     ・活動のまとめをする
     ・礼状を書く
     ・学習発表会に向け、発表原稿の作成や資料作りをする
 12月 ・発表内容の確認と再検討をする
     ・学習発表会の開催
     

4 成果
 ○生徒(2年生59名参加)
  @ 職場体験を終えて、働くことの難しさを肌で感じるとともに、全員全員が充実感を感じ、また行きたいと考えている。
  A あいさつや言葉遣いなどの基本的生活習慣の大切を実感できた。また、「働くこと」は学校生活の延長線上にあることを学ぶことができた。
  B 特に、介護施設や保育園で体験をした生徒は他を思いやること、相手の気持ちになって考えることの大切さを理解でした。

 ○保護者

  @ 普段の生活では体験できない、貴重な経験をすることができてよかったと感じている。
  A 職場体験を終えて、家庭での手伝い、時間を守った行動、挨拶、返事など、子どもの変容が見られたと感じている。
  B ほとんどの保護者がまたこのような機会があれば参加させたいと考えている。   

<保護者の感想から>
 学校の勉強とは違う毎日でしたが、充実した一日を過ごして帰ってきました。今日あった出来事、言われたことをその状況が分かるように話してくれました。働くことの大変さ、つらさを少しでも分かってくれたらいいと思っていましたが、身にしみて分かったようです。でも、うれしかったこともあり、そこから言葉って大切なものだと思ったことでしょう。あいさつ、返事などは普段の生活でも今以上きちんとできるようにしたいものですね。この貴重な体験を、自分の進むべき道を選ばなければいけない時に思い出し、がんばってくださいね。

 
 ○ 事業所からの生徒の評価(感想)

  @ よかったところ
     ・明るい笑顔で対応していた。
     ・元気な挨拶ができていた。
     ・積極的に活動しようとする姿が見られた。

  A さらに努力が必要なところ
     ・時と場に応じた言動をする。
     ・仕事内容について、積極的に質問する。
     ・時間をも守って行動をする。

<事業所からのコメントより>
 ・最終日の笑顔が特にすばらしく感じられました。施設利用者さんから名前を覚えてもらえることは大変難しいことで  す。あなたの笑顔がお年寄りに届いたんだと思います。この5日間で得たものをもとに、さらなる活躍を期待してい  ます。ご苦労様でした。
 ・今日はみごとなチームワークだったね。みんながまとまってやってくれてうれしかったよ。それに慣れてきたら作業  効率もよかったね。やればできるじゃないか。自信もっていいよ。ありがとう。また、来てくれるかな。